ヘッドライト再生

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DREAM COAT(ヘッドライト再生コーティング)の取り扱いを始めました。
近々作業動画もアップ予定です。

DREAM COAT(ヘッドライト再生コーティング)とは?ヘッドライト専用の特殊溶剤(コーティング剤)を使用し、ポリカーボネイトの表面を溶かして、特殊なコーティング剤を定着させる次世代の技術です。耐久性は2~3年で、これまでのコーティングなどよりもはるかに綺麗な透明のある仕上がりが特徴です。

DREAM COAT(ヘッドライト再生コーティング)作業の流れ

STEP01

施工部位周辺のマスキング

ヘッドライト周辺の塗装面などを保護するためマスキングを必ず実施します。
耐水ペーパーでの下地処理を実施するため、通常のマスキングテープよりもビニールテープなど、耐水性、耐摩耗性の強いマスキングをおすすめしています。

STEP02

下地研磨

ハンドサンダーに耐水ペーパーを装着し、汚れや傷の状態に応じて下地処理を実施します。
推奨番手は♯800~♯1500となりますが、傷が深い場合には♯600程度からを推奨します。(♯600からの研磨であれば♯600→♯1000→♯1500)
下地処理の最終番手は♯1500を推奨しています。
研磨作業時は、必ず少量の水をかけながら作業を実施します。

POINT!
鈑金同様、下地処理が仕上がりの決め手です。
ヘッドライトの表面には汚れや傷の他、新車時からのハードコートが残っています。
ハードコートが残っている部位は、最終工程にてムラが発生する場合がありますので下地処理は入念かつ慎重に行います。
下地処理を実施する際には、ヘッドライト全体に均一に処理を行ってください。
下地処理のムラがあると、最終工程にてムラが発生する場合が出てきます。

STEP03

下地の確認

下地研磨実施後、柔らかい綺麗なクロスで拭き上げ、エアーにて完全に乾燥させます。
この際に、水分が残っていると最終工程時にコーティング層がうまく形成されない、または液垂れを起こすなどの原因となります。
また、乾燥時に研磨残しがある場合はコーティング層が形成されない場合もありますので、必ず研磨にて下地を整えます。

STEP04

施工車両を屋内に移動

最終工程は必ず屋内で風の当たらない場所で施工します。
風により溶剤の蒸気が巻き、仕上がりにムラが発生する場合があるためです。

STEP05

脱脂

シリコン脱脂剤で脱脂し、クロスで拭き上げ後、エアーで乾燥します。
脱脂や拭き上げが不十分の場合、最終工程にてムラが発生する場合があります。

STEP06

DREAM COATを施工

施工容器の先端から蒸気が出てきますので、施工面から3㎝程度離れた場所から発生した蒸気を施工面に当てます。
この際、先端部分からの水滴垂れを起こす場合がありますので、ティッシュペーパーなどを下にあてがい作業を行います。

白ばんだ下地面が透明になればコーティングがかかっていますので、同じ部位に長時間蒸気を当てないよう行います。長時間蒸気を当てると液垂れやムラの原因になります。
全体に施工が完了したら、コーティングのかかり具合を見ながら軽く蒸気で調整を行います。上下左右から施工面を確認し、施工が完了となります。
施工面に水滴垂れが発生した場合は、速乾にて硬化するため耐水ペーパーで周辺を再度下地処理して施工し直します。
特にヘッドライト上部への施工時は注意して行います。

細心の注意を払い作業しておりますが、ヘッドライトの状態・素材・形状によっては明確な差を感じられない場合もあります。
お気軽にご相談ください。